小杉御殿町
【こすぎごてんちょう】

(近代)昭和18年~現在の町名。1~2丁目がある。はじめ川崎市,昭和47年からは同市中原区の町名。もとは川崎市小杉の一部。世帯数・人口は,昭和25年1丁目215・1,056,2丁目405・1,791,同35年1丁目397・1,650,2丁目989・3,517,同45年1丁目675・2,150,2丁目1,470・4,635。1丁目には小杉御殿の御蔵稲荷と御主殿稲荷がある。また,徳川秀忠の小杉御殿跡の碑があり,昔の面影をしのぶことができる。そのほか,北条時頼の創建といわれる西明寺や昭和26年三社合祀した小杉神社がある。昭和32年には南東方の東急東横線・国鉄南武線武蔵小杉駅近くに,12棟250戸の日本住宅公団小杉御殿町団地が建てられた。明治34年に創立された中原小学校がある。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7066881 |





