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藤沢大富町
【ふじさわおおとみまち】


(近代)明治22~40年の鎌倉郡の自治体名。相模野台地南東端,境川左岸に位置する。近世には東海道藤沢宿に属した,藤沢駅大鋸(だいぎり)町・藤沢駅西富町が合併して成立。旧町名を継承した2大字を編成。大鋸に役場を設置。町名は合併各町の「大」と「富」をとり命名。明治24年の戸数294,男867人・女875人。同26年製糸工場の盛進社,諏訪製糸工場設立。同33年藤沢大富町農会設立。同40年の戸数379・人口1,815。同年高座(こうざ)郡藤沢大坂町の一部となり,2大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7068817