角川日本地名大辞典 中部地方 新潟県 10 新舘【しんだて】 旧国名:越後 胎内川左岸扇状地。地名の由来は,中世の館があったことに起因するといわれる。一辺120m余の館跡の一部が残存する。館の構築年代や館主は不詳であるが,天正年間頃に新館宗五郎の在館とする説(越後史草稿)と応永大乱時の河間城に比定する説がある。また,地内には鮎川掃部頭の石碑がある。【新館村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【新舘(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7074417