新保
【しんぼ】
旧国名:佐渡
佐渡ケ島中部,新保川下流域。村名の由来は,古代国衙領の新設の保の意。中世史料には「新宮保」とあり「宮」の字を省いたともいう。中世の新保(新宮保)は現在の金井町千種・新保・貝塚一帯を指し,新保城跡は千種地内にある。世阿弥の配所「万福寺」跡も地内にある。なお,文禄4年10月27日の上杉景勝朱印状には「新保本郷」「新保村」と見える(佐渡国誌)。
【新保村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【新保(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7074455 |