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藤巻新田
【ふじまきしんでん】


旧国名:越後

(近世)江戸期~明治7年の新田名。蒲原郡のうち。信濃川下流右岸の自然堤防上に位置する。新発田(しばた)藩領。郷帳類には見えず,久蔵興野(きゆうぞうごや)の高に含まれていたと思われる。女池六カ所のうち。天保2年の役石高は18石余。寛政11年人家高目録(新潟市合併町村の歴史史料編3)に家数5(うち本家3・名子2)・人数38。天保14年に1軒増加し,明治期に至った。女池新田名主支配。明治5年の戸数5・人口25。同7年鳥屋野(とやの)村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7077640