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村椿
【むらつばき】


旧国名:越中

黒部川下流の西岸の平坦地に位置する。当地は,古くは村椿千軒・園家千軒といわれたところで,大宝元年,行基がこの地を訪れて寺院を建立,椿の木で神体・仏像を刻み奉祀したことから,人家が建つようになり,20年余の坊舎があったという。文政10年の「社号調帳」によれば,村椿・荒俣両村の鎮守椿大明神は大三位(おおさんみ)郷の惣社で白鳥神社ともいい,伝説では越中式外社の1つ手向神社がこれであるという。松倉城主椎名氏が祈願所として社殿を造営したが,天正年間,上杉謙信のために焼失したと伝える。田地の字に座主屋敷・兵衛館などの字もあったという(越中志徴)。
村椿村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
村椿村(近代)】 明治22年~昭和15年の村名。
村椿(近代)】 明治22年~昭和29年の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7084859