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河西
【かさい】


旧国名:甲斐

甲府盆地中央部,釜無川左岸,常永川流域の低地に位置する。地名の由来は,かつて釜無川の西岸に集落が成立したことにちなむ。釜無川はしばしば乱流し,永禄3年竜王の築堤(信玄堤)以後も江戸期にかけて河道の固定化の努力がなされた。当時の治水技術は,川幅を広くして出水時に水勢を弱める方法で,「霞堤」と呼ぶ不連続堤を築き,増水した水を河川敷の外にあふれさせるというものであった。現在も当地の西側に「霞堤」が存在する。享保年間にできた連続堤によって釜無川は現河道となり,現在では集落の西側800mほどを南流している。
河西(中世)】 戦国期に見える地名。
河西村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
河西(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096433