上教来石
【かみきょうらいし】
旧国名:甲斐
甲府盆地の北西,釜無川上流右岸に位置し,駒ケ岳の支峰が迫る。地名の由来は,地内にある高さ7尺余・竪3間・横2間余の教来石にちなみ,教来石は清ら石が転化したといわれ(国志),また「へてこいし」と称して経来石と書き,これが転化したものとも伝える。下教来石に対する。地内には縄文時代の宮ノ前遺跡がある。
【上教来之郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
【上教来石村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
【上教来石(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7096553 |