北今ケ淵
【きたいまがふち】
旧国名:美濃
東西を長良(ながら)川・揖斐(いび)川にはさまれた低地に位置する。地名の由来は,享禄3年の洪水で中須川ができた際の新しい淵の北に位置したことによるという。中世は二木(ふたつぎ)荘のうちであったという(濃陽志略)。天正20年正月15日付の百々安信書状に「森部・今か淵堤」と見える(林周教氏所蔵文書)。
【北今ケ淵村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
【北今ケ淵(近代)】 明治30年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7105719 |