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国道22号
【こくどうにじゅうにごう】


名古屋市熱田区中瀬町から一宮市を経て岐阜市茜部新所(あかねべしんじよ)1丁目に至る一般国道。延長28.4km。岐南インターチェンジから茜部新所までの2.8kmは一般国道21号と共用。県内は新木曽川橋(588.9m)から茜部新所までの4.9km。もとの国道22号は名古屋市熱田区中瀬町から木曽川橋を経て岐阜市城東通3丁目に至る38.9kmであった(現在主要地方道岐阜稲沢線)。この国道22号の交通量の増大に伴い,建設省は名岐バイパスを計画,昭和33年3月から準備にかかり,愛知県側から着工,同39年名神高速道路一宮インターチェンジの完成とともに,名古屋~一宮間6車線を完成させた。さらに新木曽川橋の完成によって,同44年4月一宮~岐南町間2車線を開通させ,名岐バイパスは一般国道22号となった。そして,同48年5月岐南インターチェンジから茜部新所まで延長,一般国道21号とだぶらせ,同50年12月新木曽川橋の拡幅とともに,一宮~岐南インターチェンジ間も6車線となった。この国道は本県の政治・経済の中心岐阜市と,中部圏の中心都市名古屋市を結ぶ動脈で,沿線に全国第一の毛織物生産地,一宮市を中心とする尾西地方があり,中部地方の産業経済上,重要な国道となっている。この国道は6車線もある広い道路であるが,最近では交通渋滞がみられるようになった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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