藤代
【ふじしろ】
旧国名:美濃
藤城とも書く(慶長郷牒)。池田山(924m)の東麓に位置する。字鍋沖の釜ケ谷遺跡より磨製石斧・石棒が採集され,また横穴式石室の破壊された古墳が5基認められた。字大門には横穴式石室が3基あり,うち1基は天井石が転落し,側壁石のみ残り,他の2基は痕跡墳となっている(池田町史)。
【ふちしろ(中世)】 織豊期に見える地名。
【藤代村(近世)】 江戸期~明治30年の村名。
【藤代(近代)】 明治30年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7108412 |