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町村
【まちむら】


旧国名:美濃

(近世)江戸期~明治7年の村名。美濃国武儀(むぎ)郡のうち。村名の由来は,往古当地が稲葉右京亮の城下の町屋であったことによるという(新撰美濃志)。はじめ上之保(かみのほ)村のうち,近世後期に分村独立する。当初は幕府領,元和元年から尾張藩領。村高は「天保郷帳」「旧高旧領」113石余。「濃州徇行記」によれば,戸数15・人口65,馬3匹。神社に,諏訪大明神社・神明社がある。明治4年岐阜県に所属。同7年富之保(とみのほ)村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7108692