岡崎①
【おかざき】
旧国名:遠江
三沢川と弁財天川の間に位置する。縄文・古墳時代の大畑遺跡,弥生・古墳時代の五郎作遺跡・稲荷遺跡,古墳時代の近江谷古墳群・谷海戸遺跡・平松遺跡などがあり,衛門坂古窯跡群では,須恵器・須恵質埴輪が出土。このほかに,今川義元の臣四宮右近の居城跡といわれる岡崎城山城跡があり,土塁・空濠・曲輪などの遺構が残る。同城は馬伏塚(まむしづか)城と横須賀城のほぼ中間に位置し,近世初頭徳川氏の陣城として利用された可能性が強い(城郭大系9)。
【岡崎郷(中世)】 戦国期に見える郷名。
【岡崎村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【岡崎(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7110418 |