人穴
【ひとあな】
旧国名:駿河
富士川水系芝川上流左岸の富士山の裾野に位置する。地名は風穴に由来する。「吾妻鏡」には仁田四郎忠常の主従6人がこの人穴の探検をしたとある。中世以来,富士登山の先達が寿碑を建て,登山者の増加とともに人穴宿としてにぎわう。
【人穴宿(中世)】 戦国期に見える宿名。
【人穴(中世)】 戦国期に見える地名。
【人穴村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【人穴(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7113854 |