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富士宮市
【ふじのみやし】


(近代)昭和17年~現在の自治体名。富士山西麓,南流する富士川左岸に位置する。大宮町・富丘村が合併して成立。大字は旧大字を継承し,15大字を編成。役場を大字大宮(現元城町)に設置。昭和30年富士根村,同33年北山・上野・上井出・白糸の4か村を合併し,36大字となる。世帯・人口は昭和25年7,973・4万2,750,同35年1万5,557・7万6,645。市周辺は農業地域であるが,木工業が盛んであった。特産物として富士鱒・酩酒が知られ,各種企業や鉄工団地が進出している。富士登山表口として知られ,美しい自然と史跡にめぐまれ,白糸滝・小田急花鳥山脈・県営養鱒場などのレジャー施設もある。昭和41~55年にかけて土地区画整理事業・住居表示実施などが行われ,元城町・東町など24町が起立,24町36大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7114014