黒田ダム
【くろだだむ】
北設楽(きたしたら)郡稲武(いなぶ)町・設楽町にまたがり,矢作(やはぎ)川の支流黒田川に建設されたダム。堤長175m・堤高35m,体積4万700m(^3)の重力式コンクリートダム。貯水池は満水時標高800m,有効貯水量450万m(^3)。発電用ダムで,最大出力3,100kwをもって昭和9年に運転を開始。同56年には,黒田ダムと矢作ダムの標高差600mを利用して揚水発電を行う最大出力9万5,000kwの奥矢作第1・第2発電所が完成した。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7118109 |