竹谷
【たけのや】

旧国名:三河
拾石川下流左岸に位置する。北部から中央部は蒲郡(がまごおり)台地,南部は蒲郡臨海低地,尺地川が南流する。江戸前期より塩田が発達。昭和40年代に地先に臨海工業地域として埋立地が造成されるまで三河湾に面していた。台地下端の低湿地に竹が密生しており,地名はこれにちなむ。弥生後期の奥林貝塚・竹谷遺跡がある。平安期の「夫木抄」巻31(三河名所歌合)に「緑なる色もかはらで世の常にいくよかへぬるたけのやの里」(藤原道経),「住吉の松のたぐひとおもへばや杣にもよせぬ竹のやの里」(琳賢法師)の2首がある。
【竹谷荘(中世)】 鎌倉期に見える荘園名。
【竹谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【竹谷(近代)】 明治22年~昭和29年の塩津村の大字名。
【竹谷町(近代)】 昭和29年~現在の蒲郡市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7120158 |





