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門前町
【もんぜんちょう】


旧国名:三河

(近世~近代)江戸期~現在の町名。明治初年から明治22年まで岡崎を冠称。江戸期は岡崎城下の1町。随念寺の門前町で,同寺領。岡崎城の北東,伝馬町のほぼ中程から北へ随念寺総門前まで南北に続く。随念寺は浄土宗で,永禄5年徳川家康が祖父清康,従祖母於久の菩提のため建立した。寺号は於久の法号随念院殿による。慶長8年朱印状を受け寺領50石が与えられた。同寺検地帳によれば,田2町余・畑2町余。「旧高旧領」では高51石余。文化2年の書上では百姓40軒(旧岡崎市史)。明治15年の戸数126・人口345,耕宅地2町余・山林6畝余(岡崎市史)。同22年岡崎町,大正5年からは岡崎市に所属。岡崎小学校は,明治6年大林寺から随念寺に移転し,同32年には六供(ろつく)字甲山に新築移転した。同45年町立通俗図書館が随念寺塔中常福院に開館。大正12年岡崎公園内に市立図書館が新築移転。大正5年の戸数185・人口727。昭和20年7月20日の空襲で町内家屋の半数を焼失。同32年一部が伝馬通となり,伝馬町・中町の各一部などを編入し,久右衛門町と境界変更。同50年の世帯数146・人口493。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7124159