神山
【こうやま】
旧国名:伊勢
櫛田川より祓川が分流する付近の丘陵地に位置する。「倭姫命世記」にいう飯野高宮の旧址と伝えられ,頂上には,聖徳太子が伊勢神宮を遙拝,神啓により自刻したという薬師如来を祀った神山寺(一乗寺)があり,中腹には飯野郡の総社神山神社を奉斎,また中世では神山城(高山城)が築かれ,南北朝勢力抗争の拠点の1つともなった。
【神山里(古代)】 平安期に見える里名。
【神山御園(中世)】 南北朝期に見える御園名。
【神山村(近代)】 明治22~41年の自治体名。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7126769 |