勢和村
【せいわむら】

(近代)昭和30年~現在の多気郡の自治体名。丹生(にう)村と五ケ谷村が合併して成立。丹生村は大字丹生となり,五ケ谷村の7大字を継承して合計8大字を編成。次いで同年8月松阪市下出江(しもいずえ)・上出江を編入し,合計10大字を編成。烏岳西麓,櫛田川中流域,宮川支流濁川上・中流域一帯に位置する。地名は,公募350の中より,南勢の「勢」と和やかの「和」を結び,勢よく和するという意をこめた勢和に決定された。役場は朝柄(あさがら)に設置。昭和48年農業振興地域の指定を受ける。世帯数・人口は,昭和30年1,499・7,399,同45年1,415・5,753,同53年1,457・5,797。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7127529 |