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牧田村
【まきたむら】


(近代)明治22年~昭和17年の鈴鹿郡の自治体名。平田・甲斐・弓削岡田(ゆげおかだ)・算所の4か村が合併し成立。旧村名を継承した4大字を編成。鈴鹿川南岸の低位段丘から平地にかけて位置する。役場・駐在所(庄野村駐在所の兼務)・小学校を弓削岡田に設置。主な道路は神戸(かんべ)より算所・平田を通り国府(こう)へ至る郡道がある。鈴鹿川の甲斐の渡し場は交通の要衝であったが,橋がなく不便であった。明治41年甲斐の前川定五郎主唱により総工費4,300円で,長さ136間・幅10尺の橋が架けられ,この橋は定五郎橋と呼ばれた(神戸平原地方郷土史)。大正2年の戸数269・人口1,531(鈴鹿郡郷土誌稿本)。昭和10年頃の世帯数270(うち農業232・商業6・工業6,公務・自由業13),産物は米5,100石余・麦1,500石余・さつま芋4万貫・里芋4万6,000貫余,野菜3,000円余の収穫をあげ,桑畑も多く養蚕も盛んで繭1万2,000貫を産し,主に亀山製糸場に出荷,和傘製造も行われ年に370円余の収益を得た。昭和17年の人口1,473。同年鈴鹿市の一部となる。弓削岡田は弓削町・岡田町となり,他の3大字も鈴鹿市の町名に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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