大林
【おおばやし】
旧国名:近江
琵琶(びわ)湖南湖の東岸,野洲(やす)郡と栗太(くりた)郡の郡界を流れる境川の北岸に位置する。応永34年六角氏の家臣宇野氏がここに築城したという。また,西法寺に永正15年在銘の本願寺実如筆の方便法身像を蔵し,覚明寺には慶長9年裏書の顕如像を有しているところから,このあたりは赤野井(あかのい)村・金森(かねがもり)村とともに真宗教団の影響の強い土地である。
【大林村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大林(近代)】 明治22年~昭和45年の大字名。
【大林町(近代)】 昭和45年~現在の守山市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7131092 |