下物
【おろしも】
旧国名:近江
琵琶(びわ)湖に面し,かつて野洲(やす)川が作ったと考えられる三角洲,烏丸(からすまる)崎がおよそ1,500m突き出している。地名は「おろしもの」の略称で,湖上運送の米穀を芦浦(あしうら)の屯倉に納める船卸の意味であろう(栗太郡志)。古くは法会(ほうえの)荘の一部という。
【下物村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【下物(近代)】 明治22年~昭和29年の常盤村の大字名。
【下物町(近代)】 昭和29年~現在の草津市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7131322 |