大原
【おおばら】

旧国名:丹波
土師(はぜ)川支流川合川の上流域一帯を占め,北方の山稜を境に何鹿(いかるが)郡(綾部市)と,同じく東方で船井郡と接する。地内の大原神社は仁寿2年創建,はじめ北桑田郡野々村に鎮座したが,弘安2年当地へ遷宮,応永4年,時の領主大原雅楽頭が社殿を整備し,近隣数か村に令して産土大神としたという。同社への参詣を「オバラザシ」といい,3月の「春ザシ」,9月の「秋ザシ」には遠近の参詣者でにぎわった。また同社から川を隔てた田のなかに藁葺切妻天地根元造の原始的な建物「産屋(うぶや)」があり,大正初期の頃まで出産はすべてこの「産屋」でなされた。
【大原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【大原(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7137571 |





