金屋
【かなや】

旧国名:丹後
加悦谷(かやだに)平野の中央部,野田川および滝川をはさんで支流滝川左岸に位置する。古代の製鉄にちなむ地名か。地内には,畿内では珍しい三角板鋲止短甲埴輪片が出土したかのこ山古墳,経筒と鉄剣が出土した鏡山古墳,玄室の内部奥行5.3m・幅2m・高さ2mの横穴式石室をもち天井石は2枚の巨石よりなる上司古墳など17基の古墳があり,周辺には古墳時代~平安期の複合遺跡が多い。小字筆ケ谷には敏達天皇7年に鏡山に祀られたという国守神社(祭神大伴金村),小字宮ケ谷には白蛇伝説の伝わる長宮神社(祭神加賀背雄命)がある。また,四反田・八反田・塔ケ坪など,条里制の名残の地名もある。
【かなや村(中世)】 戦国期に見える村名。
【金屋村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【金屋(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7138254 |





