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鹿原
【かはら】


旧国名:丹後

志楽川左岸に位置する。地名の由来は河原が転じたものという(加佐郡誌)。地内には若狭道が走り,谷奥には真言宗の古刹鹿原山慈恩寺金剛(心)院がある。金剛院は平城天皇の皇子高岳親王(真如法印)の開基と伝え,伝説によれば親王が在京中に鳳凰に誘われて当地に至り,建立したものという。その後永保2年請雨の霊験によって慈恩寺の勅号を得た(丹後旧語集・丹哥府志)。「丹哥府志」鹿原村の項には金剛院所蔵の元弘3年6月日付の制札が収載されており,そこに「丹後国志楽庄内鹿原金剛院 美福門院御願所」と見えるが,同文書の真偽は未詳。下って天正2年3月7日には「鹿原宿」の次郎太郎なる者が泉源寺村西浦左衛門に志楽荘内末盛名の田地を売却している(梅垣西浦文書)。
鹿原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
鹿原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7138276