栗
【くり】
旧国名:丹波
由良川とその支流犀川が合流する沖積地に位置する。早くから開発され,耕地が広く開けた所である。北部は比高70~100mの洪積台地以久田野で,前方後円墳を含む古墳200余基があり,台地南麓には上村古墳群がある。また地内には大川神社と沢神社があるが,ともに式内社佐陀神社であると申請したため,式内社の指定はされていない。
【栗村郷(古代)】 平安期に見える郷名。
【栗村荘(中世)】 平安末期~戦国期に見える荘園名。
【栗村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【栗(近代)】 明治22年~昭和30年の大字名。
【栗町(近代)】 昭和30年~現在の綾部市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7139639 |