新町
【しんまち】

旧国名:丹後

北東を金剛童子(こんごうどうじ)山（613m）山系の山並みが囲み，西を竹野川が北流する。北西から南東へ間人(たいざ)街道が走る。城山に中世の新町村城址があり，城主は三宅美作守と伝える（丹後旧事記など）。また，黌野(こうの)山に小谷太郎（若狭守）の城址があり，五稜形で井戸が残る。なお，田久(たこ)谷には田久千軒の呼称があり，村の発祥地ではないかという（峰山郷土史）。
【新町村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【新町(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7141558