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安堂寺町
【あんどうじちょう】


(近代)昭和49年~現在の伊丹(いたみ)市の町名。はじめ1~5丁目,昭和57年からは1~7丁目がある。もとは伊丹市南野の一部。町名は地内の字西安堂寺・東安堂寺によるが,「安堂寺」は尼崎市東富松と大阪府茨木市を舞台とする「茨木童子」伝説で,童子の出生地を安東寺と呼ぶようになった話との関連が考えられる(地域研究いたみ15)。また,古代の海洋漁労民族安曇(あずみ)氏の居住地であり,安曇―アンドン―アンドウ―安堂に変わったとする説もある(同前11)。昭和50年の世帯数875・人口3,610。同57年南野の一部を編入。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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