100辞書・辞典一括検索

JLogos

46

一丁目
【いっちょうめ】


旧国名:播磨

(近世)江戸期の町名。赤穂城下の1町。城下町人町の南端で,城郭の堀端筋に接した東西の町家筋。この筋の南側の地域を城ケ洲などと呼ぶ。町の東・南・北に4つの木戸門があり,東西96間・幅3間の町筋,町大年寄前川新右衛門屋敷(間口24間半・奥行14間),魚問屋5,商人宿3などの町家36軒(うち貸家9)をはじめ,中央四つ角に浅野氏時代の藩札座があって城下町機能の中心地であった。のち,明治期に大きな町屋敷は分割され60軒となる。ほぼ現在の赤穂市加里屋南の地に当たり,町名は通称として残る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7155672