生石
【おうしこ】

旧国名:播磨
生石子とも書く。また,古くは大石生・押石・押児とも書いたという(印南郡誌・高砂市地名調査報告書)。法華山谷川右岸,伊保山・竜山丘陵の一部と宝殿山北西山麓。「万葉集」に生石村主真人の名が見え,百済の渡来人だと伝えられる(増訂印南郡誌)。石の宝殿と呼ばれ,生石神社の神体として信仰の対象となっている巨石は,塩釜神社の塩釜,霧島山の天の逆鉾と並ぶ日本三奇の1つに数えられる。「風土記」には,これを大石と呼び聖徳太子の時代に弓削大連(物部守屋)が造ったとあるが,家屋石棺説・横口式石槨説などの諸説がある。なお生石神社は欽明天皇の13年の創建で,白雉5年には社領1,000石・1,000貫を有したという(増訂印南郡誌)。
【生石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【生石(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7156239 |





