千僧
【せんぞ】

旧国名:摂津
猪名川と武庫(むこ)川との間の平野部に位置する。地名の由来は,天平勝宝年間に集落ができたとき,千僧供養塔があった地であるところからといい,行基が和銅6年勅願によりこの地で千僧供養を修して猪名権現を祀ったという(川辺郡誌)。猪名野山願成就寺安楽院も同年行基の開創といわれるが,昔この地には16の寺があり,天正7年荒木摂津守の兵乱に焼失して安楽寺のみ残ったという(宝暦6年千僧村諸色附込帳/伊丹市史4)。天保14年千僧村絵図(伊丹古絵図集成)には,そのうちの「花(快)楽坊」「地蔵坊」「金専(泉)坊」が地名として記されている。
【千僧村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【千僧(近代)】 明治22年~現在の大字名。
【千僧(近代)】 昭和47年~現在の伊丹市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7160031 |





