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瀬戸ダム
【せとだむ】


吉野郡十津川村旭にあるダム。関西電力が奥吉野発電所建設のために建設したロックフィルダム。十津川上流の瀬戸谷川をせき止めて築造したダムで,堤高は110.5m,堤長342.8m,総貯水量1,685万m(^3)。昭和52年に完成。湛水面積0.52km(^2)のダム湖は瀬戸貯水池と呼ばれている。奥吉野発電所に対しては,この瀬戸貯水池と同じく十津川上流の旭川に建設された旭ダムによる旭貯水池とが一対となっている。瀬戸貯水池を上部調整池,旭貯水池を下部調整池として,この間を延長約1,750mの圧力水路と水圧管路で結び,最大出力120万6,000kwの発電を行う。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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