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堂原
【どうばら】


旧国名:大和

丹生川上流域に位置する。地名の由来は,地内の蓮光寺を「元亨釈書」で堂原寺と称したことによるという。堂原寺は天台系の古代寺院で,天台僧陽勝の伝によると,陽勝は毎日粟1粒を食するだけで,夏は金峰山,冬は吉野郡牟田寺で3年苦行したのち,堂原寺に止住,遂には仙人となったが,のちに同寺の僧延命は陽勝が残した袈裟を受けたという(扶桑略記延喜元年8月条,元亨釈書・日本高僧伝要文抄陽勝仙人伝・今昔物語13‐3・帝王編年記延喜4年8月条・法華験記中44)。ただし「法華験記」は「経厚寺」,「今昔物語」は「経原寺」につくる。文禄5年竹役催課状(楠山家文書/大和下市史資料編)に黒滝郷のうちとして「タウノワラ」と見える。
堂原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
堂原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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