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南国栖
【みなみくず】


旧国名:大和

吉野川上流域に位置する。字焼神とその1km下流右岸から縄文・弥生式の土器片・石器などが出土,字シイノヤマには古墳が7,8基あったが,現在は消滅している(県綜合文化調査報告書)。吉野川右岸の浄見原神社は天王さんとも俗称され,祭神は天武天皇。神社のある岩屋に大海人皇子をかくまったとの伝承がある。毎年旧暦正月14日に国栖奏が奉納される。川上村東川との境に,川上鹿塩神社(大蔵神社)が鎮座。祭神は岩押別命ほか2柱。「延喜式」神名上の川上鹿塩神社に比定されるが,吉野町樫尾にも同名神社がある。南国栖の集落はこの大蔵の地にあったが,いつのころかひどい飢饉にあい,食料を求めて現在地に下りたという(吉野町史)。
南国栖村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
南国栖(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7169624