角川日本地名大辞典 近畿地方 和歌山県 11 新堂【しんどう】 旧国名:紀伊 有田(ありだ)川下流右岸に位置する。地名の由来は,「続風土記」の観音堂の項に「当寺は古の古江見寺六坊の一なり,彼寺廃して後こゝに新に堂を建つるに依りて村名となれるなるへし」とある。地内には,銅鐸を出土する古代遺跡や新堂古墳があり,中世の宮崎氏の山城跡が残る。【新堂村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【新堂(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7172073