塩見村
【しおみそん】

(近代)大正6年~昭和3年の岩美郡の自治体名。志保美・元塩見の2か村が合併して成立。合併各村の大字を継承して9大字を編成。塩見谷の塩見川流域および箭渓(やだに)川流域に位置する。志保美村と元塩見村の実質的な村政の運営は組合役場を栗谷において同一村と変わらない歩みが約30年間続けられていた。役場はそのまま栗谷に置かれた。学校もそのまま独立校として福田小学校・元塩見小学校として存続,生業は第1次産業の農林業が中心。世帯数・人口は,大正9年280・1,508(男753人・女755人),同14年270・1,545(男771人・女774人)。昭和3年福部村の一部となり,村制時の9大字は同村の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7175464 |