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米子
【よなご】


旧国名:伯耆

弓浜半島基部,日野川下流部に開けた米子平野に位置する。開発の歴史は古く,縄文時代~弥生時代の目久美遺跡をはじめ,福市・青木には弥生時代~古墳時代の古代村落跡が存在し,日野川右岸を中心に条里制遺構が見られる。中心の米子はもと加茂と呼ばれる小漁村で,中世には伯耆(ほうき)守護山名氏の支配を受けた東の尾高城下が中心だった。慶長5年中村一忠が米子城を完成し,伯耆17万5,000石の城下町を形成したことによって伯耆の中心となる。米子の地名の由来は諸説あり,昔浜ノ目粟島の郷に住む長者が88歳で初めて子供ができ,子孫が栄えたために「八十八の子」の意味で米子と称したとか(伯耆民諺記),また加茂神社の境内の「よなご井」にちなむとか,稲が良く実る「米生(よなおう)の里」の意とか,「米(よな)の郷」から「よなご」となったなどの伝承がある。
米子(中世)】 戦国期に見える地名。
米子町(近世)】 江戸期の城下町名。
米子町(近代)】 明治22年~昭和2年の自治体名。
米子市(近代)】 昭和2年~現在の自治体名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7177397