三生島
【さんしょうじま】

益田(ますだ)市の北西部飯浦(いいのうら)町の沖合1.5kmの海上に浮かぶ，高さ41m・周囲約100mの小島。頂上は平坦で松が叢生する。松は明治37年日露戦争の記念として植林し，大人１抱え半ほどの大木となったが惜しくも枯死したので，地元の細野父子が植林したのが現在の松という。島は磯釣りの好漁場，また付近は定置網の漁場として有名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7179290