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津摩漁港
【つまぎょこう】


浜田(はまだ)市津摩町にある第1種漁港。浜田市における最古の漁浦。文政7年に漁港修築に着手したが,数次の風浪破壊を受けて成功せず,天保年間に備前岡山から石工を招いて最初の防波堤(現在の東内防波堤)を築いた。大正4年西防波堤1・2号,同13年西防波堤を築いて漁港としての形態を整えた。昭和5年さらに沖および東防波堤を築いている。同24~31年に西船揚場を完成。昭和28年東内防波堤の修築と同時に東護岸1・2号,東物揚場を完成し,同31年西物揚場を築造した。昭和48年から第5次漁港整備計画による,沖防波堤の新設とかさあげ工事の一部を完成し,昭和52年度から第6次漁港整備計画による整備を続けている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180156