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大市村
【おおいちむら】


(近代)明治22~34年の自治体名。はじめ窪屋郡,明治33年からは都窪郡に所属。高梁(たかはし)川左岸東方に位置する。東高梁川(廃川)と西高梁川に囲まれた中州の河内地方の左岸に位置し,天正年間以降本格的に開発された。安江・沖・四十瀬・富井・福井の5か村が合併して成立。旧村名を継承した5大字を編成。役場を沖に設置。村名は「和名抄」に見える大市(おふち)郷に所属していたことにちなむ。新田開発のため堤防の構築により河床の土砂が堆積し天井川となり,大正14年の高梁川改修以前はしばしば出水・洪水の被害を受けた。この川の流域では,寛永5年~昭和9年まで307年間に113回(倉敷市史)の洪水が記録されている。特に元文3年・嘉永3年・明治25年・同26年の洪水は古今未曽有であったという。明治22年の戸数507・人口2,397,田104町8反余・畑207町余(県市町村合併誌)。同24年の戸数511,人口は男1,240・女1,148,学校1・船7。同32年の戸数494・人口2,389。同34年大高村の一部となり,5大字は同村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7182512