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上福原
【かみふくはら】


旧国名:美作

吉野川支流山家川左岸の狭い谷底平野に位置する。地名の由来は不詳だが,大化年間吉備の県郡の大領財田氏の住んだ生木原(ふくはら)とされ,吉野川の川下にある旧英田保下福原村(現美作町平福字影福原)に対して,その位置関係から当地が上福原と呼ばれた。山家川付近には,もと氏神天王宮の存在した小丘天王山があって,その頂部に康安年間山名氏に攻められて落城した天王山城跡がある。天王山南から西の江見に至る坂を一ノ坂,東方の竹田に通じる坂を二ノ坂(仁の坂)という。天正2年9月14日の後藤与四郎書状写(美作古簡集註解上)によれば,三星城主後藤与四郎が国人難波理介に対して,「籠城中別而入魂祝賀着」により,「平野福原分」などを宛行っている。
上福原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
上福原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7183122