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小姓町
【こしょうまち】


旧国名:美作

(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は津山城下の1町,町人地。明治22年津山町,昭和4年からは津山市の町名。津山城の南に位置する。東は河原町,西は新魚町,南は船頭町,北は京町と堺町に接する。町名の由来は,城下町建設の過程で当初中小姓を暫定的に置いたことによる。その後士卒屋敷が整備され中小姓は移転し,あとは商人町となった(津山誌)。元禄10年の城下町図によれば,戸数は33うち持家22・借家11,人数626(男323・女303)。当町は船頭町に続き舟運に関係が深く,蔵元小折屋をはじめ大きな商家があった。津山家数役付惣町竪横関貫橋改帳によれば,扶持を与えられた御用商人に畳屋と硯屋があった。町方教諭所があり,天保14年町奉行稲垣武十郎が朱子学の講義を行った(津山市史)。町内神に三橋神社がある。地元の江川家の記録によると,正徳2年宇賀魂命を勧請したという。天保8年には赤穂屋多十郎が発起人となって社殿を改築,三端大明神と尊称した。明治初期の戸数84・人口314(津山誌)。現在津山市中央商店街の一角である。世帯数・人口は,昭和45年73・268,同55年60・211。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7183781