益野
【ますの】
旧国名:備前
芥子山の南西麓,百間川下流左岸に位置する。地名の由来は,当地の大部分が近世初頭中川新田として耕地化されたもので,農地としての発展を期待するため,縁起の良い村名を付けたものと思われる。文和3年12月9日の後光厳天皇綸旨(泉涌寺勧進䟽)に見える「可知郷内荒野」は当地の一部と思われる(可知郷土史)。
【益野新田(近世)】 江戸期の村名。
【益野村(近代)】 明治8~22年の村名。
【益野(近代)】 明治22年~昭和47年の大字名。
【益野町(近代)】 昭和47年~現在の岡山市の町名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7186580 |