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芳野村
【よしのそん】


(近代)明治22年~昭和15年の上道郡の自治体名。芥子山の南東麓から砂川流域にかけて位置する。浅越・松崎・吉原・西庄・広谷・中野の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。役場を浅越に設置。村名の由来は,葭野村と記す資料もあり,葭の多く茂る土地であったことによるとも,地域の中央に芳野という字地があったことによるともいう。明治24年の戸数447,人口は男1,043・女975,学校1・船32。米麦生産中心の純農村地帯。一部に果樹栽培・養蚕もみられる。用水は吉井川から取水した倉安川と鴨越用水から引水。明治44年西大寺~長岡間を西大寺軽便鉄道が開通し,広谷駅が開設された。県道西大寺岡山線には大正期に乗合バスが開通。明治26年浅越に芳野尋常小学校設置。大正9年の世帯数458・人口2,012。昭和11年の田276町7反余・畑21町,世帯数457・人口2,406(西大寺村誌)。同15年西大寺町の一部となり,村制時の6大字は同町の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7187263