角川日本地名大辞典 中国地方 広島県 13 大栗林【おおくりばやし】 旧国名:安芸 小瀬川支流玖島川流域の山間部。当地一帯はもと栗林と称したが,戦国末期に大栗林と小栗林とに分かれた。地名の由来は,栗の木のよく生育する故という(国郡志書出帳)。文和年間に細川頼治の家臣松崎頼母なる者が来住,開発したと伝える(同前)。【大栗林村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【大栗林(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7187936