神原町
【かんばらちょう】
(近代)大正13年~現在の呉市の町名。もとは呉市宮原村の一部。地名は神武天皇東征の折の駐在所との関係とも,地形と農業の関係ともいう(呉市の形成)。大正14年の世帯数176。大正12年交通も不便で日常必需品などの諸物価が市価に比べ1割程高くなることから公設市場開設(昭和2年呉市社会事業要覧)。昭和5年宮原遊園地開設。昭和期に入り住宅地化が進む。同30年の世帯数221・人口878。同53年宮原村・宮原通1~13丁目の各一部を編入。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7188547 |