石神町
【いしがみちょう】

(近代)昭和39年~現在の下関市の町名。もとは下関市後田の一部。後田1町と通称された地域の一部にあたる。町名は小字名による。丘陵地にできた新興住宅団地旭ハイツが中心で,団地の上手一帯は山頂を含めた一里山公園になっている。団地のふもとを通る市道山の口後田線は,江戸期から赤間関の中心街と響灘沿岸地域を結ぶ最短コースの旧北浦街道であり,付近の丘陵があさひが丘と呼ばれていたことから,分岐点付近の県道には「あさひの綿屋」など,「あさひ」の地名を付した古い商店が今も残っている。昭和53年県立盲学校が地内に移転。世帯数・人口は,昭和45年109・361(男175・女186),同55年220・697(男320・女377),同60年222・667(男300・女367)。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7191847 |





