楠河村
【くすかわむら】

(近代)明治22年~昭和29年の自治体名。はじめ桑村郡,明治30年からは周桑(しゆうそう)郡に所属。周桑平野の北東部,北川下流左岸に位置し,東は燧(ひうち)灘に面する。楠(くす)・河原津(かわらづ)両村が合併して成立。大字は旧村名を継承し,2大字を編成。村名は合併両村から1字ずつをとって命名。村役場を大字楠に設置。戸数・人口は明治37年551・3,054,大正10年540・3,488,昭和11年560・3,344。漁業が行われ,明治36年には大字河原津に2つの漁業組合が設立された。昭和30年1月1日,三芳・庄内両村と合併し,三芳町となる。各大字は同町の大字として存続。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7201206 |





