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壱町原
【いっちょばる】


旧国名:筑後

古くは壱丁原とも書いた。筑後平野のほぼ中央,山ノ井川下流右岸の平地に位置する。字宮ノ脇に天満神社があり,毎年正月15日に「うそ替え」が行われ,太宰府天満宮の「うそ替え」にならったものと思われる(三潴公民館報)。字西屋敷には観音堂・薬師堂・石祠があり,五輪塔の火輪の上に宝篋印塔の相輪を重ねて祀る。字に安の前・栗の内・寺田があり,寺院にちなむか。また壱場口は市場があったためと思われる(かわらばん三潴)。
壱町原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
壱町原(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7209198